iPhone 18 Proレビュー A20 Proと可変絞りカメラを搭載した実機評価
25秒でわかる内容解説
AppleInsider編集部は2026年10月1日、iPhone 18 Proの詳細レビューを公開した。2nmプロセスで製造されたA20 Proチップと可変絞りメインカメラを搭載し、パフォーマンスと撮影機能の大幅な進化が確認された。バッテリー駆動時間の延長と有線充電速度の向上も目立つ。デザインは前モデルを踏襲しつつ内部を刷新しており、既存ユーザーは実使用時の変化を把握しておく必要がある。
デザインとA20 Proチップによる性能進化
iPhone 18 Proは2026年秋に発表され、iPhone 17 Proとほぼ同等のデザインを維持する。6.3インチと6.9インチの2サイズが用意され、今回は6.3インチモデルの評価が中心だ。筐体はアルミニウムフレームにガラスバックを採用し、シルバー、マットブラック、グラシエ、バーガンディの4色から選択できる。下の画像はバーガンディ色のモデルを示している。
背面のカメラプラットフォームには広角、超広角、望遠の48MPカメラ3基とLiDARセンサーが配置される。ディスプレイ面では、Face IDの赤外線カメラが画面裏へ移行した。これによりDynamic Islandが縮小し、最大3つのLive Activitiesを同時に追跡可能になった。画面左上に配置された赤外線カメラの位置は下の画像で確認できる。
ProMotion対応の120Hz表示と3000ニットの屋外ピーク輝度が維持され、Ceramic Shield 2の採用で長期間の傷の蓄積が抑制される。内部には2nmプロセスで製造された初のiPhone用チップA20 Proが搭載される。6コアCPUはスーパーコアと効率コアで構成され、Geekbench 7ベンチマークで単一コア3927点、マルチコア10462点を記録した。単一コアスコアの比較グラフは下の通りだ。
冷却性能も向上し、次世代の液冷 vapor chamber が搭載された。表面積と伝導素材が増えたことで、長時間の負荷がかかる処理でも持続性能が約40%向上する。筐体のアルミニウムが放熱板の役割を果たす設計のため、使用中に筐体が温まる傾向がある。主要なスペックと性能数値は以下の通りだ。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 製造プロセス | 2nm |
| Geekbench 7 単一コア | 3927 |
| Geekbench 7 マルチコア | 10462 |
| 有線充電最大電力 | 60W |
| 動画再生駆動時間 | 36時間 |
カメラアプリの統合とApple Intelligenceの強化
カメラ機能の最大の変更点はメインレンズの可変絞りだ。6枚の薄膜ブレードが構成され、f/1.78からf/1.48までの開放値を実現した。f/1.48では低照度環境での光取り込み量が増え、ナイトモードの発動頻度が低下する。f/4.0まで絞れば被写界深度を確保でき、グループ写真でも全員をクリアに写せる。
Pro Controlsにより、絞り、シャッター速度、焦点、ホワイトバランスを標準カメラアプリで手動調整できる。ホワイトバランスには5つのプリセットが用意され、Kelvin値が表示される。焦点制御では3つのカメラレンズを個別に選択でき、フォーカスピーキングで合焦点が白色で強調される。カメラコントロールは新機能の絞り調整には対応していない。
Apple Intelligenceの進化も目立つ。Siriの音声処理やGenmojiの生成速度が向上し、カメラアプリのSiriモードではVisual Intelligenceによる物体認識が高速化した。写真編集機能Photographic Styles 3では、肌を柔らかく見せるソフトスキン、発光効果のグロー、それにフィルム感と粒子を追加できるテクスチャが追加された。
カメラアプリのSiriモードで物体を認識する様子は下の写真の通りだ。
撮影データの信頼性を高めるReference Image機能も搭載された。メインレンズで撮影した写真を暗号鍵で紐付け、AI生成ではないことを証明できる。動画撮影では、Cinematicモードで撮影した映像のボケを後から調整可能になった。4K Dolby Vision HDRのTimelapse撮影にも手ブレ補正が搭載され、手持ちでの撮影が安定する。
バッテリー駆動時間の延長と実使用感
バッテリー性能の向上が実使用感を大きく変えた。Appleの公式スペックでは動画再生駆動時間が33時間から36時間に延長された。頻繁な充電が必要だったユーザーは、一日中使い切れる安心感を得られる。ワイヤレス充電はMagSafeとQi2に対応し、最大25Wまで出力される。
有線充電の最大入力電力は40Wから60Wへ引き上げられた。AVS規格に対応する充電器を使えば、15分でバッテリー残量50%まで回復する。パフォーマンスはベンチマーク数値通り、長時間の処理で差が明確に出る。iPhone 17 Proで24秒かかったゲーム起動が15秒に短縮され、写真アプリのClean Upツールの処理時間も5秒から3秒へ短縮された。
日常のアプリ開閉やSNS閲覧では体感差は小さいが、Geekbench Metalグラフィックステストでは前モデルの42465点に対し、iPhone 18 Proは61961点を記録した。画面裏のFace IDカメラ移行に伴い、一部のユーザーで認識不良が報告された。初期のマット製画面保護フィルムがカメラ領域を覆うと認識が阻害される可能性がある。
AppleはiOS 27.0.1で該当するFace IDの問題を修正済みだ。私の使用期間では認識失敗はなく、ソフトウェアの最適化が進めば安定すると見られる。
It's no surprise that the iPhone 18 Pro feels so much faster in these prolonged tasks.
iPhone 18 Proは長時間の処理において、大幅に速く感じられるのは驚くべきことではない。
製品ラインナップの変更と今後の展開
2026年の秋イベントではベースモデルが発表されず、代わりにiPhone Duoが追加された。iPhone Duoは現在発売待ちで、購入計画に影響を与える可能性がある。iPhone 18 Proの発表から約4ヶ月後の2027年年初頭には、新モデルiPhone Airが登場すると予想されている。
iOS 27のアップデートでは、Apple Intelligence機能が継続的に追加される見込みだ。Pro Controlsは新モデル限定だが、カスタマイズ可能なカメラインターフェースはiPhone 17 Pro以前の旧機種にも配信される。カメラアプリの操作性は世代を超えて統一され、ユーザーは段階的に新機能を享受できる。
Apple Intelligenceの機能はSiriの音声カスタマイズからWriting Toolsまで多岐にわたり、Private Cloud Computeを活用して処理が分散される。Genmojiの生成時間やVisual Intelligenceの応答速度は、デバイス内のNeural Engineの性能向上により短縮された。
iOS 27.2 betaではこれらの最適化がさらに進んでおり、今後はより高度なAI処理が標準装備される予定だ。