AppleがHomePod mini 2を発表 新チップとWi-Fi 6E搭載 10月30日発売
25秒でわかる内容解説
Appleは2026年10月14日、スマートスピーカー「HomePod mini 2」を発表した。S10チップへの換装やWi-Fi 6E対応により通信環境が刷新され、10月30日に発売される。価格はいずれのモデルも149ドル(約2万3,600円)に改定された。既存のHomePod miniユーザーにとって、通信規格の進化や新しいサウンド機能が利用可能になるため、買い替えの判断材料となる。
円換算は1ドル=158.45円(2026年10月14日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。
S10チップ搭載で通信規格を刷新
AppleはHomePod miniの次世代モデルとして「HomePod mini 2」を公開した。内部の処理ユニットは前世代のS5からS10へ換装された。Wi-Fiの規格はWi-Fi 4からWi-Fi 6Eへ、Bluetoothは5から6へそれぞれアップグレードした。Wi-Fi 6Eは5GHz帯の追加チャネルを利用でき、従来の規格より混信が起きにくい。Bluetooth 6は低遅延通信と位置測位の精度向上をもたらす。
音響機能では、音楽に合わせて筐体上部が光る「Sound Glow」が追加された。マイク数は4つから3つへ減少した。筐体の重量は3%軽量化され、デザインは初代と同じ形状を維持する。カラーバリエーションは既存の3色に加え、グリーンとピンクの2色が追加され計5色展開となる。
MacRumorsのAaron PerrisがAppleの内部コードから公式画像を発見し、新モデルの存在を確認した。BloombergのMark Gurmanも2日前に新製品の詳細をリークしていた。S10チップのアップグレードが計算機オーディオの改善を可能にするかどうかは現時点で不明である。
MacでWi-Fi 6E以降のモデルにデフォルトのオーディオ出力として設定可能となる。現在、予約販売を開始しており、10月30日に正式発売される。新Apple TV 4Kと組み合わせると、前後のペアで計4台接続して4チャンネルサラウンドサウンドを構成できる。
写真では筐体上部の光る領域が確認できる。
Siri AIサポートと価格改定の動向
価格はいずれのモデルも149ドル(約2万3,600円)に改定された。前モデルは発売当初99ドル(約1万5,700円)、その後129ドル(約2万400円)へ値上げされていた。149ドル(約2万3,600円)という設定は、前モデルの最終価格より20ドル(約3,170円)高くなる。
ソフトウェア面では、SiriのAIサポートが今後のアップデートで提供される。Apple Intelligenceに対応したiPhoneまたはiPadと連携することで、個人の文脈に合わせた音声リクエストが処理可能になる。
現在のところ、Siri AI機能は発売と同時に利用できない。今後のOSアップデートで順次展開される予定だ。通信規格の向上とS10チップの組み合わせにより、ネットワーク経由での音声処理がより安定する可能性がある。
ただし、計算機オーディオの具体的な性能向上はまだ確認されていない。Apple Intelligenceの動作には対応端末が必要であり、HomePod mini 2単体ではAI機能をフル活用できない点に注意が必要である。価格改定は通信規格の進化とS10チップの採用によるコスト増が要因と推測される。
149ドル(約2万3,600円)という価格は、米国市場での標準的なスマートスピーカーの価格帯に近い。
公式画像とリーク情報の一致
新製品の情報は発表前から複数の中継筋からリークされていた。BloombergのMark Gurmanは10月12日、新ホームハブとHomePod mini 2の詳細を公開した。MacRumorsのAaron Perrisも数週間前、Appleの内部画像コードから新モデルの公式画像を特定した。
コード内に記載されたアイコンは「HomePod mini 2」と明確に表記されていた。画像からは新カラーのグリーンとピンク、および筐体形状の変化がないことが確認できる。リーク情報と実際の発表内容がほぼ一致しており、Appleのサプライチェーン情報や内部テストデータが正確に外部へ流出していた。
公式画像の公開により、カラーバリエーションの最終決定が確定した。既存ユーザーは既存のアクセサリーや設置場所をそのまま利用できる。新カラーの投入により、インテリアへの馴染みやすさが向上する。
MacRumorsはコード解析を通じて、新モデルが5色のカラーラインナップで展開されることを先取りしていた。予約販売は発表翌日から開始され、10月30日の発売を待たずに配送が開始される。リーク画像と実際の製品写真の一致率は高く、Appleの発表準備が順調に進んでいたことがわかる。
今後のソフトウェア更新と発売日程
HomePod mini 2は10月30日に発売される。Siri AIサポートは発売直後ではなく、今後のソフトウェアアップデートで提供される。Apple Intelligenceに対応したiPhoneまたはiPadとペアリングすることで、個人の文脈に合わせた音声リクエストが処理可能になる。
新チップとWi-Fi 6Eの組み合わせにより、ネットワーク経由の処理がより安定する見込みだ。計算機オーディオの具体的な性能向上はまだ不明である。4台接続によるサラウンドサウンド構成は、新Apple TV 4Kと組み合わせた場合に有効となる。MacでWi-Fi 6E以降のモデルにデフォルトのオーディオ出力として設定可能となる。
価格は149ドル(約2万3,600円)で固定される。日本円での価格や日本での発売日は資料に記載がない。今後のアップデートでSiri AIの動作範囲が拡大する予定であり、Apple Intelligence対応端末の有無が機能利用の条件となる。
Appleは10月14日、ニューヨークで「Welcome home」と題した特別イベントを開催した。このイベントで新製品の詳細が正式に公開された。10月30日の発売を皮切りに、順次ソフトウェアの更新が提供される予定である。
出典
- HomePod Mini 2: All the New Features(MacRumors)