iPad mini 8のOLED化とA20 Pro搭載、10月28日発表予想
25秒でわかる内容解説
Appleは来週次世代小型タブレットiPad mini 8を発表する。有機ELディスプレイとA20 Proチップを搭載しメモリ容量が8GBから12GBへ増量する。これによりSiriの音声カスタマイズ機能が利用可能になる。小型機ながら性能と接続規格が大幅に更新されるため日本ユーザーも手元の端末の最新仕様を把握できる重要なアップデートである。発表はロサンゼルスイベントで行われ招待客は実機を体験できる。
円換算は1ドル=157.88円(2026年10月21日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。
A20 Proと12GB RAMによる性能向上
Appleは次世代小型タブレットiPad mini 8を発表する。核心はA20 Proチップとメモリ容量の増量だ。A20 ProはTSMC(世界の半導体製造約70%を担う台湾の企業)の2nmプロセスで製造される。現行機のA17 Proと比較してCPU性能が最大約1.5倍GPU性能が最大約2.5倍向上する。
ニューラルエンジンは二つの16コアを統合し合計32コアとなる。メモリは8GBから12GBへ増量する。
With the A20 Pro chip, the next iPad mini will have 12GB of RAM, up from 8GB of RAM in the current model.
A20 Proチップにより、次世代iPad miniのRAMは現行モデルの8GBから12GBへ増量する。
この容量増加によりSiri AIの音声の話し方や感情表現をカスタマイズできる。ディスプレイはLCDからOLEDへ移行する。有機ELパネルにより色味が豊かでコントラスト比が向上し真の黒を表現する。
ベゼル幅は現行機より薄くなる。
| 項目 | 現行機 | 次世代機 |
|---|---|---|
| チップ | A17 Pro | A20 Pro |
| RAM | 8GB | 12GB |
| ディスプレイ | LCD | OLED |
| 防水 | 非対応 | IP等級 |
| 前面カメラ | 縦持ち上部 | 縦持ち右側 |
リフレッシュレートは60Hzと120Hz(ProMotion)の両方がテストされた。採用値は未定だ。画面表示の滑らかさが変わる可能性がある。Appleは10月28日のロサンゼルスイベントで実機を披露する。
招待客はタッチ対応OLEDのMacBook Proとともに操作を試す。10月27日から28日にかけてロサンゼルスイベントが開かれる。14インチM6 MacBook ProとM6 iMacも同時に発表される。
カメラ配置変更と通信規格の刷新
設計面でも複数の変更が予定されている。フロントカメラは横向き配置となる。縦持ち時の上部ベゼルから右側ベゼルへ移動する。通信規格は独自設計のN1チップとC1XまたはC2モデムを搭載する。
N1チップはWi-Fi 7とBluetooth 6をサポートする。セルラーモデルでは新しいモデムが採用される。スピーカーシステムも再設計される。従来の穴が開いた構造から上部ベゼルにイヤホン受話器のようなスピーカーへ移行する。
防水性能も初となるIP等級を備える。写真では現行iPad miniの前面デザイン。
写真では現行モデルの前面デザインが確認できる。これらの変更はMacRumorsのAaron Perrisが確認したApple公式コードと画像で明らかになった。画像は前面のみを示しており背面デザインの変更の有無は資料で不明だ。
10月13日にはスマートホームハブとApple TV 4K、HomePod miniの発表があった。今回のイベントはその後継となる。
OLED採用による価格上昇の可能性
コミュニティの反応はまだ記載がない。価格動向に注目が集まっている。米国では現行iPad miniのベース価格が599ドル(約9万4,600円)だ。6月にRAMとストレージチップの価格高騰を理由に100ドル(約1万5,800円)値上げされた。
Appleは当時ストレージチップの価格上昇を理由に挙げた。RAMメモリとフラッシュメモリのコスト増が背景にある。有機ELディスプレイはコストが高いため次世代モデルはさらに価格が上昇する可能性がある。
リーク情報は製品発表の数週間前から流れており実機体験は招待された客に提供される。MacRumorsによると公式画像は前面のみを示している。
With the A20 Pro chip, the next iPad mini will have 12GB of RAM, up from 8GB of RAM in the current model.
A20 Proチップにより、次世代iPad miniのRAMは現行モデルの8GBから12GBへ増量する。
10月27日から28日にかけてロサンゼルスイベントが開かれる。14インチM6 MacBook ProとM6 iMacも同時に発表される。Appleは2026年10月22日現在詳細な日本円価格を公表していない。
10月28日発表と未確定の仕様
日本での発売日や日本円価格の発表は資料に含まれていない。代わりに今後の予定と未確定の点を確認する。10月28日(水)のロサンゼルスイベントでiPad mini 8が披露される見込みだ。
10月13日にはスマートホームハブとApple TV 4K、HomePod miniの発表があった。その約二週間後にタブレットとノートPCが追加される。採用されるリフレッシュレートは60Hzまたは120Hzのいずれかだ。
背面デザインの変更も未確認のままだ。実機の手元での確認が今後の判断材料になる。10月27日と28日の日程で発表が行われる。
実機体験は招待状を受けた客に限定される。MacRumorsは数週間前から公式画像をリークしていた。招待客は14インチMacBook ProのタッチパネルOLED表示も確認できる。
用語の注釈
- TSMC
- 世界の半導体製造約70%を担う台湾の企業。Appleなどのチップ設計に基づき製品を量産するファウンドリである。(参考:TSMCとは?世界最大の半導体メーカーをわかりやすく解説)