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Honor Magic9とSuper Edition発表。大型バッテリーと冷却ファンを新搭載

30秒でわかる内容解説

Honorが2026年9月28日、新フラッグシップ「Magic9」と「Magic9 Super Edition」を発表した。中国で予約販売が開始され、日本向けガジェット愛好家の間でも注目が高まっている。小型機ながら8000mAhバッテリーを搭載するMagic9と、3万回転の冷却ファンを内蔵するSuper Editionの2軸で構成される。Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、シネマカメラメーカーArriとの協業による撮影性能も特徴だ。

円換算は1ドル=156.88円(2026年9月28日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。

6.37インチと6.81インチの画面サイズで分かれた2機種

Magic9は6.37インチのOLEDディスプレイを搭載する。解像度は1236×2664pxで、リフレッシュレートは120Hzだ。LTPOではなく3840HzのPWM(高速スイッチングにより明暗を切り替えて明るさを制御する方式)制御を採用する。

最低輝度は1nitに調整可能だ。Super Editionは6.81インチのLTPS(液晶表示技術)パネルを採用する。解像度は1280×2788pxで、10ビットカラーに対応するがDolby Visionは非搭載だ。

両機とも最大輝度は2,000nitを記録する。

画面の色表現は10ビットで、HDR規格にも対応する。Magic9は1236×2664pxの解像度を維持しつつ、Super Editionは1280×2788pxの高精細パネルを採用する。

バッテリー容量はMagic9が8000mAh、Super Editionが11000mAhだ。両機とも80W有線充電と50Wワイヤレス充電に対応する。Super Editionは8.1mmの薄型ボディに11000mAhを搭載し、重量は227gである。Magic9は8.5mmで209gだ。両機とも27Wの逆充電機能を備える。

写真では200MPメインカメラとG200望遠レンズの配置が確認できる。

The Magic9 has a 200MP main camera and supports the G200 teleconverter
200MPメインカメラとG200望遠レンズを搭載するMagic9(出典:GSMArena)

Snapdragon 8 Elite Gen 5と冷却ファンの進化

両機種ともSnapdragon 8 Elite Gen 5プロセッサを搭載する。このチップは前年型であり、Magic8と同じ構成だ。Magic9は12GBから16GBのLPDDR5X(高速メモリ規格)RAMと256GBから1TBのストレージを組み合わせる。Super Editionも同様のメモリ構成を採用する。

Super Editionの最大の特徴は3万回転のアクティブ冷却ファンだ。大型の熱板と組み合わせて12Wの熱を放散する。風道設計により冷却効率が30%向上したとHonorは説明する。Magic9はファンを搭載せず、従来の放熱構造を採用する。

下の画像はSnapdragon 8 Elite Gen 5とH1チップの配置を示している。

The Honor Magic9 is powered by the Snapdragon 8 Elite Gen 5 and the Honor H1 imaging chip
Snapdragon 8 Elite Gen 5とH1チップを搭載するMagic9(出典:GSMArena)

画像処理には独自開発のH1チップを搭載する。このチップは1ワットあたり18.8 TOPS(1秒あたりの演算回数)のAI性能を誇る。ノイズ低減や画像処理を担当する。シネマカメラのArriと連携し、レンズとセンサーの最適化を進めた。

Apple連携とG200望遠レンズの標準化

両機種はApple Watchの装着と通知連携に対応する。iPhoneと同時にMagic9を使用する場合、iPhoneが鳴るとMagic9側で通知を表示する。ファイル転送はApple、Oppo、vivo、Xiaomi向けアプリに対応する。Yoyo AIによるカレンダーや録音機能の強化も図られた。

望遠レンズのG200はPro Max専用に思われたが、Magic9とSuper Editionでも利用可能だ。Magic9のメインカメラは200MPで1/1.4インチセンサーを採用する。200MPのデュアルプリズム式望遠レンズと50MPの超広角レンズを備える。

Super Editionのメインカメラは200MPだが1/1.55インチセンサーだ。50MPの3倍望遠と12MPの超広角を搭載する。Magic9の55MP selfies カメラは1/2.74インチセンサーとf/2.0レンズを搭載する。Super Editionは4K 120fpsの動画撮影に対応する。

中国価格は5000元台。グローバル展開は未確定

Magic9のベースモデル(12GB/256GB)は中国価格で5000元だ。Super Editionの同構成は4500元である。両機とも黒、オリーブグリーン、イエロー、ホワイトのカラーバリエーションを用意する。IP68、IP69、IP69Kの防塵防水性能を備える。

Magic9は12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TBのバリエーションも用意する。Super Editionも同様のストレージ構成を採用する。グローバル価格はMagic9が745ドル(約11万7,000円)、Super Editionが670ドル(約10万5,000円)程度と見られる。

Pro Maxモデルのバッテリーは8800mAhで、Super Editionの11000mAhには及ばない。G200望遠レンズは両モデルで利用可能だが、その他のアクセサリーはPro Max専用品が多い。グローバル展開の詳細は現在未確定だ。日本での発売日や価格、通信バンドの適合状況は追って発表される見込みだ。予約販売は2026年9月28日より中国で開始された。次世代モデルの動向は10月以降に確認できる。

用語の注釈

PWM
高速スイッチングによりオンオフを切り替え、点灯比率を変えることで平均電圧を調整し、明るさを制御する方式。(参考:PWM制御とは?仕組み、原理をわかりやすく解説 【Analogista】)

出典