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iQOO Pad Ultra 発表。8.8型AMOLEDと内蔵ファン搭載のゲーム用小型タブレット

30秒でわかる内容解説

iQOOは9月30日、ゲーム特化型の小型タブレット「iQOO Pad Ultra」を公式発表した。8.8インチの有機ELディスプレイにSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6プロセッサと独自開発のQ4ゲームチップ、冷却ファンを搭載する。持ち運びと高負荷ゲームの両立を狙い、日本市場でも注目を集める。初期モデルは12GB RAMと256GBストレージから始まり、10月6日より価格改定が行われる。内蔵バッテリーは9,020mAhで長時間プレイに対応する。

8.8型有機EL画面と独自チップでゲーム性能を強化

本体は8.8インチのAMOLED(有機ELディスプレイの一種で、各画素が自ら発光するため高いコントラストと鮮やかな色再現が可能)を搭載する。解像度は2304x1440で、アスペクト比は16対10だ。リフレッシュレートは165Hzを維持し、ピーク局部輝度は4,500ニットに達する。ピーク全面輝度は1,600ニットとしている。

16対10のアスペクト比は、縦型ゲームやマルチタスクに適した形状だ。4,500ニットの局部輝度は、屋外や明るい場所でも画面の視認性を確保する。1,600ニットの全面輝度は、長時間の動画再生やUI表示で目の疲れを軽減する設計だ。

処理系にはSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6プロセッサを搭載する。同じく同日発表のスマートフォン「iQOO 16」と共用の最新チップだ。これに加えて独自開発のQ4ゲームチップとWi-Fi強化チップを積む。Q4チップはゲーム動作の最適化を担当し、Wi-Fi強化チップは通信の安定性を高める。

冷却システムには内蔵ファンを配置する。金属一貫構造の筐体内にファンを収め、長時間のゲームプレイでも熱暴走を抑える。バッテリー容量は9,020mAhで、66Wの有線急速充電に対応する。OSはAndroid 17にOriginOS 7を重ねた仕様だ。

携帯性と性能を両立するメタルボディの設計

小型タブレット市場では、画面サイズと性能のバランスが求められてきた。iQOO Pad Ultraは8.8型というコンパクトな枠組みで、上位プロセッサと冷却ファンを収めた。筐体は金属一貫構造で、シルバーとブラックの2色展開だ。

背面にはRGBライティングを配置し、ゲーム時の演出として機能する。対称配置のデュアルスピーカーとX軸線形振動モーターを2基搭載する。前後カメラはそれぞれ13MPと8MPだ。写真ではiQOO Pad Ultraの筐体背面とRGBライティング。

More iQOO Pad Ultra official images
iQOO Pad Ultraの筐体背面とRGBライティング。(出典:GSMArena)

写真では筐体背面のRGBライティングとメタル質感が確認できる。カメラレンズの配置もシンプルに整えられている。

8.8型というサイズは、片手での持ち運びや長時間のプレイにも適している。筐体の厚みや重量は現時点で未発表だ。詳細な寸法データは、秋以降の公式発表を待つ必要がある。

金属一貫構造は剛性を高め、内蔵ファンの振動を筐体全体で分散させる役割も果たす。

背面のRGBライティングは、ゲーム中のステータスや通知に合わせて色を変化させる。コンパクトな外形と大型バッテリーの両立を目指す設計だ。

ゲームストアとエミュレーション環境の充実

発表にともない、Androidゲームの対応状況も注目される。Play Storeのアプリライブラリをそのまま利用でき、エミュレーターアプリとの相性も良いとされる。

You can throw the entire play store library in the trash can

エミュレーションという選択肢があるため、Play Storeのアプリライブラリはゴミ箱行きだ。

実際のゲーム動作やエミュレーション環境については、コミュニティから以下のように評されている。

コールオブデューティモバイルや原神、ゼンレスゾーンゼロなどのタイトルは当然対応する。次世代のモンスターハンターやCarXStreetといった新作タイトルも動作する見込みだ。PCやNintendo Switch、PS2やPS3のエミュレーション環境も整備される可能性がある。Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6の性能が、ハイエンドエミュレーションのハードルを下げる。

Wi-Fi強化チップの搭載は、マルチプレイヤーゲームのラグ低減やクラウドゲームの安定接続に寄与する。Q4ゲームチップの最適化機能は、エミュレーター動作時のフレーム生成を安定させる。165Hzのリフレッシュレートは、エミュレーション画面の滑らかな表示を可能にする。

10月6日価格改定と日本市場での展開予定

価格体系はストレージ容量によって4段階に分かれる。12GB RAMと256GBストレージの初期価格はCNY 5,999だ。10月6日よりCNY 6,499へ値上げされる。

16GB RAMと256GBモデルはCNY 7,199、16GB RAMと512GBモデルはCNY 7,999だ。最上位の16GB RAMと1TBストレージモデルはCNY 8,999となる。

iQOO Pad Ultra の価格体系
構成RAMストレージ
初期12GB256GB
改定後12GB256GB
標準16GB256GB
上位16GB512GB
最上位16GB1TB

価格帯はストレージ容量に応じて段階的に設定されている。最上位モデルは1TBの大容量ストレージを備える。

日本での発売時期や定価は未定。販売地域や通信キャリアの対応状況も現時点で不明である。本体重量や寸法については公式発表待ちの段階だ。10月6日の価格改定を皮切りに、日本向けのパッケージや販売チャネルが発表される予定となっている。

9,020mAhのバッテリー容量は、日本市場でも長時間の移動用ゲーム機として評価される可能性が高い。66W急速充電の対応状況も、国内アダプターとの互換性次第で注目される見込みだ。10月6日の価格改定を機に、日本市場への展開が本格化する。

用語の注釈

AMOLED
有機ELディスプレイの一種で、各画素が自ら発光するため高いコントラストと鮮やかな色再現が可能である。(参考:AMOLED(アモレッド)ってなに?有機elディスプレイとの違いを ...)

出典