iPhone 18 ProとiPhone 17 Proの比較。A20 Pro搭載で充電速度と可変絞りが増える
20秒でわかる内容解説
AppleはiPhone 18 Proを発売し、iPhone 17 Proの販売を終了した。両機を比較すると、外寸は同一ながらDynamic Islandが狭まり、A20 Pro搭載でCPU性能が約27%向上する。充電は最大45Wに対応し、カメラは可変絞りf/1.48〜f/4.0を採用した。実用性は限定的だが、来年の買い替え候補者は明確な差異を感じられる。
円換算は1ユーロ=177.82円、1ドル=158.02円(2026年10月16日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。
チップ刷新と充電速度の改善
新機の最大の特徴はチップセットの刷新だ。Apple A20 Proは2nmプロセスで製造され、前世代のA19 ProよりCPU性能が約27%、GPU性能が約13%向上する。AI処理を担当するNeural Engine(AI専用コア)のコア数も倍増した。
The new A20 Pro chip outperforms the older generation by about 27% in CPU-heavy workloads and by about 13% in GPU tests.
新A20 Proチップは、重いCPU作業負荷で約27%、GPUテストで約13%優れている。
日常使いでは体感しにくいが、重い作業負荷では差が明確だ。充電速度も改善された。最大45Wに対応し、15分充電で約42%、30分で約74%まで回復する。完全充電まで約62分と、前世代の78分より約16分短縮した。
| 項目 | iPhone 18 Pro | iPhone 17 Pro |
|---|---|---|
| 最大充電速度 | 45W | 35W |
| 15分充電 | 約42% | 約40% |
| 30分充電 | 約74% | 約70% |
| 完全充電 | 約62分 | 約78分 |
| 最大ストレージ | 2TB | 1TB |
バッテリー容量は4056mAhと微増し、画面点灯テストで若干の駆動時間向上が見られた。カメラ系ではメインレンズに可変絞りf/1.48〜f/4.0が採用された。前世代の固定f/1.78から拡張され、f/1.8とf/2.8の中間設定も追加された。ただし実写テストではf/1.8とf/1.48の差は小さく、昼光下では恩恵が限定的だ。
デザイン継承と画面・音声のアップデート
iPhone 17 Proが導入した新しいデザイン言語は、18 Proでも継承された。寸法は150.0 x 71.9 x 8.8 mmで同一であり、旧モデルのケースがそのまま装着できる。見落としやすいが、Dynamic Island(画面トップの黒い帯状表示領域)の横幅が狭まり、画面占有率が減少した。これにより3つのアクティビティを同時に表示可能になった。
カラーバリエーションはBlack、Silver、Glacier、Burgundyの4色に更新された。Burgundyが今年のプロダクトを象徴するヒーローカラーに指定された。17 ProはSilver、Cosmic Orange、Deep Blueが展開された。
画面は6.3インチのLTPO OLED(消費電力を低減できる有機ELパネル)を維持し、120Hzリフレッシュレートと460ppiで前世代と同一だ。反反射コーティングが施され、測定輝度は971nitsを記録した。スピーカーの音色は変わっていないが、最大音量がかなり大きくなった。
Appleは音質を維持しながら音量を向上させた。
カメラ比較と動画機能の強化
カメラの画質比較では、両機とも昼光下で撮影した1倍レンズの写真はほぼ同等だ。18 Proは全体的にやや暖色系に傾き、緑や舗装面の色調に現れた。新レンズとプロセッサーの組み合わせにより、解像感は微細で定義されやすくなった。
2倍ズームでは18 Proがわずかに鋭く写るが、場面によって差が安定しない。4倍望遠レンズでは両機とも同様の色合いを示し、室内の暗所では17 Proの方がノイズがやや多い。8倍ズームでは17 Proの方が細部の捉え方が良い場合もあった。
動画撮影では、18 Proのシネマティックモードが最大4K60fpsに対応した。17 Proの4K30fpsから向上した。また、18 Proではシャッタースピード、ホワイトバランス、絞り値を手動で設定可能になった。
動画でも絞り調整ができるのは実用的な変更だ。
価格差と在庫状況、今後の展開
価格差も買い替えの判断材料になる。欧州では18 Proの発売価格が前世代より最大150ユーロ(約2万6,700円)高騰した。256GBモデルの18 Proは1,449ユーロ(約25万8,000円)で、17 Proは889ドル(約14万円)前後で推移している。
300ユーロ(約5万3,300円)前後の価格差を、微細な進化が埋められるかは微妙だ。米国市場では17 Proの新品在庫が既に手に入りづらくなっている。オンラインストアの複数店舗で完売が進んだが、在庫切れの進行度は店舗によってばらつきがある。
18 Proが唯一の選択となる地域も出てきた。
日本市場では両モデルともLTPO OLEDと120Hz対応を維持し、物理SIMスロット搭載機とeSIM専用機のバッテリー差が確認された。QLCストレージ搭載版の速度低下は60%使用で顕著だ。24MP撮影を0.5倍、1倍、4倍ズームで標準設定した。2倍と8倍ズームは12MP固定だ。来年の秋には次世代モデルが発表される予定だ。
出典
- Apple iPhone 18 Pro vs. iPhone 17 Pro(GSMArena)