Oppo Find X10シリーズが欧州で発売 2nmチップと三連200MPカメラを搭載
25秒でわかる内容解説
Oppoが10月21日にFind X10シリーズのグローバル展開を開始した。一部地域で先行販売が始まり、最新2nmプロセッサと高画素カメラを両立するフラッグシップが手に入る。電池容量は地域によって調整され、欧州では7,150mAh、中国では8,000mAhが搭載される。価格は1,300ユーロ(約23万1,000円)から始まり、カメラ愛好家には三連200MP構成のPro Maxモデルが注目される。
円換算は1ユーロ=177.36円(2026年10月21日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。
仕様と価格の発表
今回発表されたのはFind X10 E、Find X10、Find X10 Pro Maxの3機種である。Proモデルは今年ラインナップから外れた。標準機Find X10のベースモデルは256GBで1,300ユーロ(約23万1,000円)、512GBでは1,500ユーロ(約26万6,000円)から販売される。Pro Maxは512GBモデルのみで1,800ユーロ(約31万9,000円)だ。
The vanilla Oppo Find X10 starts at €1,300/£1,100 for the base model with 256GB storage and goes up to €1,500/£1,250 for the 512GB variant.
標準機Find X10は256GBモデルで1,300ユーロから始まり、512GBでは1,500ユーロまで価格が上昇する。
両機に搭載されるDimensity 9600 ProはMediaTek製の2nmプロセッサである。マルチコアテストで前世代比61%の電力効率向上を実現した。Mali-G2 Ultra NX GPUは27%高速化し、レイトレーシング処理も18%速くなった。NPUはニューラル処理ユニットでAI推論に特化した専用プロセッサとして、プロンプト処理を51%高速化した。
表1に主要モデルの価格をまとめた。
| 製品名 | 価格 |
|---|---|
| Find X10 (256GB) | 1,300 |
| Find X10 (512GB) | 1,500 |
| Find X10 Pro Max (512GB) | 1,800 |
Pro Maxのディスプレイは6.78インチのLTPO AMOLEDパネルを採用する。解像度は1272x2772px、450ppiだ。リフレッシュレートは144Hzに設定され、最大輝度は3,600ニットに達する。3840Hz PWM調光とDolby Visionにも対応する。
カメラ構成はPro Maxが背面に三連200MP setupを備えた初のスマートフォンとなった。メインレンズにはISOCELL HPCセンサー、望遠と広角にはISOCELL HP5センサーが使用される。標準機Find X10もメインと望遠に200MPセンサーを搭載する。前面カメラは50MPにアップグレードされた。写真ではPro MaxのLuna WhiteとTitanium Greyのバリエーションが確認できる。
電池容量の地域差と充電性能
電池容量は市場によって異なる値が設定される。中国とインドでは8,000mAhバッテリーを搭載する見込みだ。欧州モデルは航空輸送時のセル容量制限により7,150mAhに調整された。これは昨年モデルの全市場共通7,500mAhから減少した値である。
省電力化されたプロセッサとディスプレイの恩恵で、実使用時間は維持される見込みだ。充電規格は80W有線SuperVOOCと50W無線AirVOOCに対応する。UFS 4.1ストレージとWi-Fi 7、BT 6.2も搭載する。
X9シリーズのUltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し1,700ユーロ(約30万2,000円)だったが、Pro Maxは1,800ユーロ(約31万9,000円)で価格帯を微調整した。OSはAndroid 17を基盤とするColorOS 17を搭載する。1TBモデルのみ衛星通信に対応する。
筐体は161.3×76.6×8.4mm、233gでIP68/IP69規格を満たす。アルミフレームにガラス前面と背面を採用する。指紋センサーは超音波式でディスプレイ内蔵だ。
レビューとカメラ性能の評価
GSMArenaは10月21日にPro Maxのレビュー記事を公開した。ポルトガルのリスボンで撮影されたカメラサンプルが掲載され、三連200MP構成の実力が示された。メインレンズのISOCELL HPCセンサーは低光量環境での画質向上が期待される。
望遠と広角レンズは既存のHP5センサーを使用するため、互換性のある光学系で運用される。性能評価では、Dimensity 9600 Proのマルチコア電力効率改善が注目される。前世代比61%の向上により、高負荷時の発熱抑制が期待できる。
ディスプレイの144Hz駆動はゲームやスクロール操作で滑らかな表示を提供する。NPUの高速化はローカルAI処理の応答速度を向上させる。標準機Find X10も50MP前面カメラを搭載し、自撮り画角が18mmの広角となった。
欧州ではドイツや英国の店舗で先行販売が進んでいる。英国では最大500ポンド相当のアクセサリーキットが選べる。
インド発売と今後の展開
欧州以外の市場では8,000mAhモデルが提供される見込みだ。インド向け発売は翌日の10月22日にスケジュールされている。GSMArenaの予測では、インド市場でも大容量バッテリー搭載型が販売される可能性がある。
ドイツでは最大550ユーロ(約9万7,500円)相当のキットが選べる。旧型OppoやOnePlus端末のトレードインで250ポンドの割引が適用される。10月28日まで追加割引が実施される。
Pro Maxの発売を皮切りに、Find X10シリーズのグローバル展開は各国で順次進行する。日本市場の発売時期と価格はまだ明かされていない。Oppo UKとOppo Germanyが先行販売を開始した。
10月22日にインド向け発売がスケジュールされている。最新仕様の詳細はOppoの公式ウェブサイトから追える。
用語の注釈
- NPU
- AI推論に特化した専用プロセッサである。ニューラルネットワークの演算を高速化し、スマホやPCのローカルAI処理を担う。(参考:NPU(ニューラルプロセッシングユニット)とはなにか|スマホ ...)
出典
- Oppo Find X10 and Find X10 Pro Max go global(GSMArena)
- Oppo Find X10 Pro Max review(GSMArena)