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GALAX製GeForce RTX 5080 HOF Extremeの仕様公開とデュアル12V-2x6コネクタ搭載

25秒でわかる内容解説

GALAXがGeForce RTX 5080 Hall Of Fame Extreme版の仕様を公開した。デュアル12V-2x6電源コネクタを採用し、ケーブル配置の自由度を高めた。オーバークロックモードではTGPを400Wまで引き上げ、GPUクロックを2,805MHzに設定する。GDDR7メモリは30 Gbps動作で960 GB/sの帯域幅を実現する。自作PCビルダーにとって電源ケーブルの配線設計とケース選定が変わる可能性がある。

円換算は1ドル=157.05円(2026年10月22日、欧州中央銀行の参考レート)による概算で、日本での販売価格とは異なる。

デュアル12V-2x6コネクタと動作周波数の変更

本モデルの特徴は電源コネクタの配置にある。GPU上部の標準位置に加え、下部のファンラバーの奥に第二の12V-2x6コネクタを設けた。公式発表によると両方のコネクタを同時に使用する必要はない。

異なるPCケースやケーブルマネジメントの好みに合わせて、どちらか一方を選択できる仕組みだ。OCモードではTGPが400Wに達し、GPUクロックは2,805MHzまで上昇する。通常ゲームモードではNVIDIAリファレンス同等の360Wに抑え、クロックは2,655MHzとなる。

単一の12V-2x6コネクタでこれらの電力供給は十分賄えるため、追加の電源ケーブルは不要である。写真ではGeForce RTX 5080 HOF Extreme の製品写真が写っている。

GeForce RTX 5080 HOF Extreme の製品写真
GeForce RTX 5080 HOF Extreme の製品写真(出典:TechPowerUp)

下の画像は、GPU下部に配置された第二の12V-2x6電源コネクタを捉えたものだ。ファンラバーの影に隠れるように設けられており、前面パネルからケーブルを引く際に目立たなくなる利点がある。GDDR7メモリは256ビットバス幅で動作し、転送速度は30 Gbpsを記録する。

これにより合計960 GB/sのメモリ帯域幅が確保される。次世代のグラフィックメモリ規格であるGDDR7は、GDDR6の後継として高速転送と大容量化を両立させている。電源コネクタの配置変更は、自作PCにおけるケーブル引き回しの自由度を高める。

ケースの電源ベイが下部にある場合、第二コネクタを活用して配線を隠せる。

20フェーズ電力供給と白色PCBの採用

電力供給システムはGPU用20フェーズ、GDDR7メモリ用4フェーズの設計を採用している。デジタルPWMコントローラとeFuse、HOFブランドのインダクタを組み合わせる。すべての回路はカスタム設計の白色PCB上に実装され、主要な接続部には金メッキが施されている。20フェーズの電力供給は、400Wという高出力時の電圧安定性を担保する。OCモードで高クロックを維持する際、電流の揺らぎを最小限に抑える構成だ。

電源フェーズ数の増加は、高負荷時でも発熱を抑えつつ安定した動作域を広げる効果を持つ。自作PCでは電源ユニットの出力余力が重要視されるが、本カードは単一コネクタで400Wを賄える設計となっている。GDDR7メモリ用の4フェーズ供給は、メモリチップへの電力を独立して制御する。

これによりメモリ動作時のノイズを分離し、転送速度の安定性を高める。白色PCBと金メッキの組み合わせは、放熱性と接続信頼性を両立させる。自作PCではマザーボードやケースの配色に合わせてホワイトパーツを選ぶ傾向が強まっている。

中国市場の定価と欧州販売の未確定

現時点で中国市場のみで販売されており、定価は19,999元となっている。執筆時点の米ドル換算は約2,995ドル(約47万円)だ。欧州市場での販売有無は未確定であり、日本市場への導入時期も明言されていない。

HOFシリーズは上位モデルであることを考慮すると、高額になる見込みである。海外の自作PCコミュニティでは、デュアルコネクタの柔軟性や電力供給の冗長設計が評価されている。価格面ではエントリーモデルからミドルレンジまで幅広い選択肢がある中で、上位互換の位置づけが明確だ。

The current fixed price in China is 19,999 Yuan, which is approximately 2,995 US Dollars at the time of writing.

現在の中国市場での定価は19,999元であり、執筆時点で約2,995米ドルに相当する。

中国固定価格の19,999元は、約2,995米ドル(約47万円)に相当する。

GeForce RTX 5080 HOF Extreme の主要仕様
項目値
TGP (OCモード)400W
TGP (ゲームモード)360W
GPUクロック (OCモード)2,805MHz
GDDR7メモリ帯域幅960 GB/s
電源コネクタ構成デュアル12V-2x6(代替)
電力供給フェーズGPU:20 / GDDR7:4

価格帯の推移を見れば、自作PCユーザーの予算計画に影響を与える可能性がある。販売開始と同時に在庫が逼迫する可能性もあり、早期購入希望者は公式発表を注視する必要がある。輸入関税や流通マージンを加えると、日本市場ではさらに価格が上振れると想定される。電源ケーブルの隠蔽を重視するユーザー向けに、下部コネクタの活用が推奨されている。

2026年10月下旬の展開と日本市場の動向

GALAX製GeForce RTX 5080 HOF Extremeは2026年10月22日に仕様を公開した。中国市場を起点に販売が始まり、順次他の地域へ展開されると予想される。電源ケーブルの配線設計を工夫すれば、見た目のスッキリさを維持しながら高出力駆動が可能だ。自作PCユーザーはケース内のスペースと電源ユニットのケーブル長を事前に確認する必要がある。販売開始日の詳細は追って発表される見込みだ。

自作PCにおける主要パーツの対応状況
パーツ確認事項
電源ユニット12V-2x6コネクタ搭載
PCケースベンチプレート形状とPCIeスロット配置
電源ケーブル12V-2x6ケーブル長と流用可否

主要パーツの対応状況を確認すると、12V-2x6コネクタを搭載した電源ユニットが必須となる。ケースのベンチプレート形状やPCIeスロット配置も確認事項だ。2026年10月下旬以降、各販売店の在庫状況が更新され次第、日本市場での入手経路が明確になる。

PCケース側の対応状況次第では、既存の12V-2x6ケーブルを流用できる可能性も残る。冷却性能を最大限引き出すには、ケース内のエアフローを確保する必要がある。ファンラバーの設計により、放熱スペースの確保も進んでいる。

用語の注釈

GDDR7
GPU向けの次世代グラフィックメモリ規格で、GDDR6の後継として高速転送と大容量化を実現する。(参考:GDDR7 SDRAM - Wikipedia)
PWM
高速スイッチングによりパルス幅を調整し、平均電圧を制御する電力供給方式である。(参考:PWM制御とは?仕組み、原理をわかりやすく解説 【Analogista】)

出典